【筆者情報】
この記事は、ゼオスキンに興味を持ち、
すでにマイルドケアの知識(前回の記事)がある方を対象に、
「アクティブケア」と「集中ケア」を具体的に検討するための情報を提供します。
化粧品検定1級の知識と自身の経験に基づき、
高濃度製品の特性やA反応の仕組みを、より専門的に解説します。

導入:いざ、攻めのケアへ!高濃度レチノールを使う前に知っておくべきこと
前回の記事で、ゼオスキンへの最初の一歩を踏み出された方も多いかと思います。
そして、いよいよ本題である「攻めのケア」、
高濃度レチノール製品(スキンブライセラム、ARナイトリペアなど)にステップアップしたいと考えているのではないでしょうか?
攻めのケアは、その分、肌への変化も大きく期待できますが、
同時に「A反応(皮むけや赤み)」や「製品の多さ」に不安を感じる時期でもありますよね。

大丈夫です。
このプログラムは、正しい知識さえあれば必ず乗り越えられます。
この記事では、あなたの不安を解消し、
「どの製品が自分に最適か?」を明確にするための、
専門的かつ具体的な情報をお届けします。
👉 「攻めのケア」の前に!皮むけを極力避けたい方は、まず【初心者向けマイルドな始め方】の記事で土台作りからチェックしてください。
【初心者向け】ゼオスキンのマイルドな始め方!皮むけしない選び方を経験者が解説
1. アプローチ①:アクティブケア(高濃度レチノール)徹底比較 【この記事の核】
いよいよ本題です。
攻めのケアの主役である高濃度レチノールは、「濃度」だけでなく、
「レチノール化の違い(浸透技術)」が製品の性格を大きく分けています。

【WテクスチャーリペアのA反応(筆者体験談)】
筆者もWテクスチャーリペアを使用した際、
鼻の脇や目元といった皮膚の薄い部分に、
薄い皮むけが出ました。
この「皮むけ」こそが、新しい肌に生まれ変わっているサインです。
筆者はこの時、塗布量を減らし、
高濃度レチノールの使用頻度を落とすことで、
優しく保湿しながら乗り越えました。
あくまで私の皮むけは参考程度に。
ひどい皮むけは、迷わずゼオスキン対応のクリニックに相談しましょう!
基本の4アイテム構成(アクティブケア)
高濃度レチノールを使ったアクティブケアは、意外とシンプルです。
基本は4つのアイテムで構成されます。
| アイテム | 役割 | 製品例 |
|---|---|---|
| クレンジング | 汚れを落とす | ジェントルクレンザーなど |
| トナー | 肌を整える | バランサートナー |
| マイルドなA | 肌の土台作り・守り | デイリーPD、RCクリームなど |
| 高濃度レチノール | 攻めの主役 | スキンブライセラム、ARナイトリペア、Wテクスチャーリペアのいずれか |
この4点をベースに、さらにお肌悩みにあわせて+1アイテムを追加していくのがおすすめです。
高濃度レチノール製品の比較表
| 製品名 | レチノール濃度 | レチノール化の違い | 主な目的 | 使用推奨層 |
|---|---|---|---|---|
| スキンブライセラム 0.25/0.5/1.0 | 0.25% 〜 1.0% | オレオソーム化 | 透明感、色ムラ、ハリ。 | レチノール初心者(0.25)〜経験者(1.0)。穏やかに効果を出したい方向け。 |
| ARナイトリペア | 1.0% | オレオソーム化 | ハリ、弾力への集中的なアプローチ。 | レチノール経験者。シワやたるみに積極的にアプローチしたい方向け。 |
| Wテクスチャーリペア | 0.5% | マイクロエマルジョン化 | 毛穴の目立ちやキメの乱れに集中的にアプローチ。 | レチノール経験者。ざらつきを特に改善したい方向け。 |
【濃度とA反応の目安】
高濃度製品は0.25%が最も低い濃度です。
最初は必ず0.25%からスタートし、肌を慣らしましょう。
1.0%はほとんどの方が皮むけするほど濃度が高いため、
肌の調子やレチノール経験に合わせて、医師と相談しながらステップアップしてください。

レチノール化技術の違い:A反応の出方に影響する浸透技術
ゼオスキン独自の技術が、A反応の出方や効き方に大きく影響します。
オレオソーム化(スキンブライセラム、ARナイトリペア)
レチノールをオイル状のカプセルで包み、
肌にゆっくりと留まり効果的に安定して届く技術です。
このため、A反応(赤み、皮むけ等)はゆっくりと現れ、効果もじわじわと持続します。
【警告】 オレオソーム化レチノールを配合するこれら2製品は、ナッツアレルギーの方は使用禁止です。
マイクロエマルジョン化(Wテクスチャーリペア)
レチノールを極めて微細な粒子(マイクロエマルジョン)にすることで、
皮膚へしっかり浸透させる即効性のある技術です。
微細に粒子化されているため、主成分を皮膚の奥深くへ浸透させ、
素早く放出できるので、素早く反応してコントロールもしやすいのが特徴です。
【重要警告】妊娠中・授乳中の使用について
アクティブケアで使用する高濃度レチノール製品(スキンブライセラム、ARナイトリペア、Wテクスチャーリペア)は、
全て妊娠中・授乳中の方は使用禁止です。
必ず事前に医師にご相談ください。

【製品の選び分け】
- 「色ムラと透明感」を重視し、穏やかに攻めたいなら
⇒スキンブライセラム(低濃度から段階的に) - 「ハリと弾力」を重視し、集中的に攻めたいなら
⇒ARナイトリペア - 「毛穴の目立ちやキメの乱れ」を集中的に改善したいなら
⇒Wテクスチャーリペア
2. 【前提知識】ゼオスキンの土台作り:バランサートナーはなぜ重要?
ゼオスキンのスキンケアは、ビタミンA製品の効果を最大限に引き出すために、
土台作りが非常に重要です。
洗顔後の肌を次に使う美容成分が届きやすいように整える役割を、
バランサートナーが担っています。
| ステップ | 代表製品 | 役割と攻めケアでの重要性 |
|---|---|---|
| 洗顔 | ジェントルクレンザー など | 余分な汚れをしっかり落とし、高濃度製品の浸透を邪魔しないクリアな状態を作ります。 |
| 化粧水 | バランサートナー | 重要な役割! 次のステップの美容成分が角質層へ届きやすいよう、肌を整えるキーアイテムです。攻めのケアには欠かせません。 |
バランサートナーはこんな人に最適!
バランサートナーは、特に高濃度製品を使用する上で、
肌の「受け入れ態勢」を整えたい方に最適です。
- 「pHバランスを整えたい」人:
肌を健康な状態に整え、次のステップへの準備をしたい方。 - 「美容液の効果を上げたい」人:
高濃度レチノールの浸透力を高めて、スキンケア効果を最大限に引き出したい方。 - 「肌のバリア機能をサポートしたい」人:
洗顔後の肌を優しく整えることで、刺激から肌を守りたい方。

3. 【守りの要】マイルドケア製品の役割と保湿クリーム徹底比較
高濃度製品を使う中でも、マイルドケアのアイテムは「守り」の要として活躍します。
特にA反応が出た時のために、保湿クリームの特長をご説明します。
| 製品名 | 主な特長(目的) | ビタミンAの形態と「マイルドな理由」 |
|---|---|---|
| デイリーPD | ハリ、ツヤ、保護。早期のエイジングサインにアプローチ。 | 安定化されたレチノール誘導体(パルミチン酸レチノール)や、酸化ダメージを防ぐビタミンEを配合。肌を総合的にサポートし、毎日使えるマイルドな処方です。 |
| RCクリーム | バリア機能サポート、高い保湿力と光老化ケア。 | セラミドNGやスクワレン、シアバターなどの豊富な保湿成分が、肌を修復・保護する守りの役割がメイン。その分テクスチャは重めで、夏などにはべたつきが気になる方もいらっしゃいました。 |
| RNクリーム | 軽い付け心地の保湿と炎症抑制。 | RCクリームよりも軽いテクスチャで、お肌にすっとなじみます。夏場やべたつきが気になる方、炎症を抑えながらさらりとした保湿を求める方に最適です。 |
RCクリーム vs RNクリーム:どう使い分ける?
- RCクリーム:
更なる潤いと光老化ケアを求めるならこちら。
とにかく乾燥対策を徹底したい、秋冬や強いA反応が出た時に最適です。
- RNクリーム:
炎症を抑え、さらりとしたつけ心地の保湿を求めるならこちら。
軽い付け心地が好き、夏場に使いたい方におすすめです。
皮むけを避け、デイリーPDやRCクリームから始めたい方は、【初心者向けマイルドな始め方】の記事をご覧ください
🙌
4. アプローチ②:医師主導の集中ケアプログラムとは?
アプローチ②の「集中ケアプログラム」(セラピューティックなど)は、
他の製品とは異なり、医薬品である「トレチノイン」を併用するプログラムです。
| 特長 | 注意点 |
|---|---|
| 強い変化が期待される | 長年の深い悩みに対し、短期間で集中的な肌変化が期待されます。 |
| 強いA反応が伴う | 赤み、皮むけ、乾燥、かゆみが強く出るため、必ずダウンタイムが発生します。 |
| 医師の指導が必須 | 医薬品の使用量や頻度、肌管理すべてが医師の厳重な管理下でなければ行えません。自己判断は厳禁です。 |
【重要】 トレチノインは強力な医薬品成分です。
必ず専門のクリニックで医師の診察を受けてくださいね。
5. 【Q&A】アクティブケアによくある質問
Q1. A反応(レチノイド反応)はなぜ起こる?
A反応は、ビタミンAが肌の角質層へ届き、新陳代謝を促す際に起こる「肌がビタミンAに慣れていないサイン」です。
この反応は、肌の細胞が活発になり、古い角質が押し出されることで、
皮むけや赤みとして現れます。
肌がビタミンAを安定して受け入れられるようになれば、
この反応は一般的に落ち着くとされていますのでご安心ください。
Q2. A反応が出た時の正しい対処法は?
A反応の強い時期は、「守り」に徹するのが鉄則です!
ゼオスキンは、A反応が出たときの対処法として、
頻度と量で調整します。
エンビロンは濃度で調整しますが、ゼオスキンでは使用量や使用頻度で調整していきます。
ご自身の肌コンディションに合わせて、
量と頻度で肌と相談しながら日々ご使用ください。
Q3. 高濃度製品の適切な使用頻度は?
高濃度製品は焦らず、ゆっくりと慣らすことが成功の秘訣です。
- 初期(A反応が出ている時期):
夜のみ、週1〜2回(米粒大からスタート)で肌の反応を観察。
- 慣れた後(A反応が落ち着いてきたら):
赤みや皮むけが落ち着いたら、2〜3日に1回、毎日と徐々に頻度を増やします。
大切なのは、「肌の反応を見ながら、医師と相談して調整する」ことです。
無理なく、あなたのペースでステップアップしていきましょう。
6. まとめ:知れば怖くない!あなたに最適なゼオスキンの選び方
ゼオスキンは「皮むけが怖い」「難しそう」
といったイメージがあるかもしれませんが、
この記事で製品の特性(オレオソームとマイクロエマルジョン)や
A反応の正しい知識を深く知ることで、
その不安は解消されたのではないでしょうか。
どの製品が自分に合うか、
そしてどのくらいの頻度で使うべきか、
具体的なイメージができたはずです。
マイルドから集中まで、
どの段階も医師の診断と指導があって初めて効果的かつ安全に進められるプログラムです。
この知識が、あなたの自信になりますように。
あなたの「なりたい肌」に向けて、最適な製品をぜひクリニックで相談してみてくださいね。


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